マイネルホウオウ、屈腱炎で戦線離脱・・・

ＮＨＫマイルカップＧ1を10番人気で制覇したマイネルホウオウ（写真）ですが
25日に左前脚の浅屈腱炎であることが判明しました。
このため、全治9ヶ月以上の休養ということが決まりました。

11R 札幌2歳S マイネルホウオウ / masaminh

順調であれば秋は毎日王冠　⇒　天皇賞・秋というローテーションも見込まれていただけに、これは陣営にとっても痛いですね。

なんでもマイネルホウオウの屈腱部の損傷率が29％もあるようで
かなり重傷のようです。

★マイネルホウオウ（3才・牡）
◆美浦・畠山厩舎　◆サラブレッドクラブ・ラフィアン
◆父：スズカフェニックス　母：テンザンローズ
◆通算成績：11戦4勝（2着2回・3着1回）
◆主な勝鞍：2013ＮＨＫマイルカップＧ1

ＮＨＫマイルＧ1　⇒　東京優駿（ダービー）Ｇ1
というスケジュールがこの馬にはきつかったのかもしれないですね。

このＮＨＫマイルＧ1から東京優駿Ｇ1（ダービー）というローテーションで勝った馬を
クラシック三冠（皐月・東京優駿・菊花）に対して変則二冠（ＮＨＫマイル・東京優駿）
といいます。

これを達成した馬は以下の2頭です。
2004年　キングカメハメハ※
2008年　ディープスカイ

※キングカメハメハはＮＨＫマイルＣ・Ｇ1と東京優駿Ｇ1<レコード>を勝ち、
初めて変則二冠を達成した馬です。
秋の菊花賞制覇も期待されましたが、トライアルの神戸新聞杯Ｇ2を
制した後、右前浅屈腱炎になり引退。

マイネルホウオウは復帰までに9ヶ月以上かかるそうです。
最近は屈腱炎治療も腱移植など、進んだ治療もできるようになってきています。
また来年秋競馬で元気に走る姿をみせてほしいものです。

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