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トウカイトリック⇒誘導馬、テスタマッタ⇒種牡馬へ。。。 [競走馬]

2月は調教師、騎手の引退の季節でもありますが
ここにきて2頭の馬の引退が発表されました。

写真:屈腱炎のため引退するテスタマッタ
11R かしわ記念 テスタマッタ11R かしわ記念 テスタマッタ / masaminh

長い間長距離路線で活躍したトウカイトリック、12才・牡。
なんせディープインパクトと同世代ですからね。
今年に入ってからも万葉S<芝3000m>で4着と
健在なところをみせていましたが・・・

今後は京都競馬場で誘導馬となるそうです。
希少なエルコンドルパサーの血を持つトウカイトリックですから
引退して種牡馬にならないのか?
という疑問もありますが、いかんせん長距離専門となると
今のJRAの競馬ではあまり需要がないようです。

種牡馬になってあまり繁殖牝馬が集まらず、、、になるよりは
競馬場で誘導馬になったほうが、馬的には幸せかも。
小柄な体で一生懸命走る姿に共感したファンの多い馬ですから、
京都競馬場でも人気者になりそうです。

★トウカイトリック(牡12才)
◆栗東・野中厩舎 ◆内村正則
◆父:エルコンドルパサー 母:ズーナクア
◆通算成績:63戦9勝(2着6回・3着5回)
◆主な勝ち鞍:2007ダイヤモンドS・G3. 2010阪神大賞典G2. 2012ステイヤーズS・G2

そしてもう1頭はダートG1・2勝馬のテスタマッタ。
こちらは屈腱炎のための引退、ということです。

ダートの馬で屈腱炎というと、カネヒキリのように
移植手術して、その後もG1を勝利した馬もいます。
ただテスタマッタの場合はもう8才なので、
長期休養させるだけの時間がないですから。
引退して種牡馬になるそうです。

ダートの種牡馬というと一般的に芝馬に比べて
種付料も安く、ちょっと厳しいものがありますね。
ただこの馬はマル外で、父・Tapitとなっています。
このTapitはアメリカでは人気のある種牡馬だそうで、
そういった面でも需要があるかもしれません。

★テスタマッタ(牡8才)
◆栗東・村山厩舎 ◆吉田和美
◆父:Tapit 母:Difficult
◆通算成績:37戦7勝(2着4回・3着7回)
◆主な勝ち鞍:2009ジャパンダートダービーG1. 2012フェブラリーS・G1 他G2・1勝、G3・1勝

両馬ともお疲れ様でした。

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